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若者定住政策とSさん。

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  この町に永住したいとの願いを持っている青年がいる。空き家を探して西へ東へバタバタしていた。今の宿舎は3月末で契約が切れるので、なんとか早く見つけたいと気が気でない。決まった収入を得るためには、高いハードルが待っているが、何をおいても住居が見つからなければ次に進めない。
 空き家の情報を得大家さんに頼んでも、「良いですよ」とはならず、半ばあきらめ出身地へ帰ることも視野にいれていた。
たぶんよそ者を警戒しているのだろう。

 途方に暮れかけた時、心当たりがあるとの電話があり早速現地に行ってみる。日当たりが良く空き家になって一年弱。親戚の方が管理をしていたとのことで、家自体はあまり痛んでない。
「ここ良いジャン!」
家主さんも一時帰郷してくれて、契約に運びになった。これで一安心。Sさんはこの家で自給自足の生活を5月から始められるようになった。

 この町は、深刻な人口減が続いている。中山間地はどことも同じ問題を抱えているし、このままでいたなら自治体としての機能が果たせなくなるとの危機感がある。
ただ、500人を切る0村が困難を抱えながらも頑張っているので、それからすると「余裕」と思っているのかもしれない。

 そこでこの町は、Iターン・Uターン。Jターンで人口増を目指している。
町内の空き家を探し、家主さんの了解があれば10年間町が借りる。町は450万円を限度に空き家の改修を行い、町営住宅として移住者に貸す。
 空き家のままで朽ち果てるのを待つより、改修すれば住まいとして活用でき何より地元の大工さんの仕事になる。これはいい!と思っていたが当てが外れた。

 町営住宅となれば、収入によって家賃が決まるのでSさんの場合は15,000円の支払い額になるという。しかも、住宅に入るためには、抽選というハードルも待っているから、必ず「入居」との保証はない。

 つまり、ある程度の収入があり時間的に余裕がある人は行政に頼ることができても、収入の道はこれからだが、なんとしてもこの町に住みたいと言う人は、行政に頼ることはできない。
 数年間この町に住んでいた実績があるSさんだったが、借家が見つからず路頭に迷っていても「入居するなら抽選」&「支払いが困難な家賃」のハードルは越えられなかった。

 困難を極めたSさんの家探し。
みなさんのおかげで住みかが出来たので、あとは自立のために頑張るしかない。

私はSさんの「親」のつもりになって、出来る援助をしたいと思っている。

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No title

はじめてコメントします。東海地方からの移住を考えており、梼原町のことを調べていてあくしゅさんのブログに巡りあいました。

見たことのない野草の美しさに、花の色不思議さに、澄んだ空気が見えるような写真に感動。このような花達が咲くことのできる場所があることをうれしく思いました。


Sさんほんとによかったです。

問題点考えさせられます。例え今空き家でも、家主さんからすれば想い入れのあるご自身と家族の家と土地、親族でもなく、まったっく知らない他県から来た生活基盤もまだない相手から住み暮らしたいので借りたいとなっても・・・初対面の相手を信用できないですよね。

こちらでも同じようなことがあったと、たまたま友人との会話の中で聞いていて(家ではなく休耕地ですが)、私と同世代の30数歳の方が脱サラをして農家になりましたが、もともと親が農家ではないので自身の土地はなく休耕地を借り農業をしようとしました。

行政からは、ここが休耕地です。所有者は~さんです。と情報は教えてもらえても交渉は本人のみで交渉、休耕地なのですがなかなか貸してはもらえない。様々なオーナーさんに断られて断られて、菓子折り捨てられたりして、やっと見つけたそうです。

直接交渉は難しいです。年の差、世代の差があったり、口下手だったりしてうまくいけばまとまるものも直接交渉はまとまりにくい、普段交渉事なんてしないですから慣れてもいない。

適正家賃・契約期間・退去時の現状回復等を仲介業者さんがしていることを当事者同士が自ら一から決めていかなくてはいけない。

ほんとうに、基盤のない若者ほどハードルは多く、高いです。






くるみ様

  コメント返しが大変遅くなりました。ごめんなさいね。
梼原もそうですが、中山間地を抱え過疎と少子高齢化を迎えている自治体は、なんとjかして人口増を図りたいと必至です。

 必至に頑張っている自治体は、その取り組みも緻密で、予算も人員も増やしているようです。
あの町に移住したい、イヤこの町が好い・・・と一生に一度あるかないかの決断をしての移住ですから、慎重の上にも慎重に「移住先」の洗濯をするのはごく自然でしょうね。

  我が町の「首町」さんは、「選ばれる町にする」と議会で答弁されていますが、その実態は・・・・・・・といえば「苦戦」していると思っています。
 この町に移住してこられた方々が、何らかの理由でこの町を去って行ったと知人に何度も聴かされましたが、なぜ去って行ったかの調査はしていないようです。

  行政サイドの、きめ細かい政策を進めているかの勘違いが、移住者の「気持ち」とズレがあるように感じます。
 
  私自身43年間も他の町で生活し、今はここで暮らしていますがいくら小さい時に生活していた町と言えど、微妙な点で息苦しさを感じンますので、新たな町で新しい暮らしをと考える方達が地域に溶け込むのには相当な時間がかかるという覚悟も必要でしょうね。

  今年は雨が多くて山野草の写真を撮ることができませんでした。秋になれば時間をとって撮影に行こうと思っています。
ブログにもアップしますのでぜひご覧ください。

  ありがとう。
 
  
くろねこ時計
つ な が る よ 
あくしゅのデーター

hinatatosatori

Author:hinatatosatori
写真は「アケボノソウ」

★19××年8月26日/四万十川の源流付近で生まれました。
一女・二男の母親。
目の中に入れたくても入らない孫二人。

★只今自然エネルギー自給率28.5%の町に住んでいます。伊方原 発廃止のための裁判では原告の仲間になりました。

☆支持政党は、「日本共産党」です。
     
★ 2007年6月1日
  ブログ「あくしゅ」をオープンしました。

★ コメントはどなたからもお受けします。
ただし他人の誹謗中傷の内容だと「私が」判断すれば、管理者の責任で削除します。

★血液型  大型(0型)
身 長   156cmだった。
体 重   測定不能
      

   【アクセス数記録】 

9月13日に1000ヒット達成。11月1日に2000ヒット
12月12日3000ヒット達成! 
08年1月22日に4,000ヒット達成!
5000アクセスは2月29日  切り番は、薩摩長州さん
6000アクセスは4月5日  切り番は友さん。
7000アクセスは5月10日 切り番はネコちゃん!
8000アクセスは6月⒍日  切り番はみどりさん!
9000アクセスは7月3日  切り番はネコちゃん 
10,000アクセスは7月29日 切り番はケンシロウさん
15000アクセスは10月30日 切番はSさん。
30000アクセスは5月29日 切番はネコちゃん  
40000アクセスは9月10日 切番は?

70000アクセスは2011年6月13日 切り番不明
90000アクセスは2012年10月13日切り番さん不明


コメント、ありがとう!
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